カラス・イングリッシュ・スタジオ 烏丸御池・三条烏丸 プレゼンテーション 実験劇場

2019年3月8日金曜日

【TCTP】立命館大学薬学部 トロント海外フィールドスタディ 2018年度実施 02

6日目

SickKids Clinical Pharmacology & Toxicologyで症例検討会の見学後、Drug Safety in Pregnancy and Lactationのセミナーがありました。
妊娠期の3ヶ月間はtrimesterと呼びます。他にtri-(3の)から始まる語といえば、triangle(三角形),、triceps(三頭筋)、tripod(三脚)、triplet(s)(三つ子)などがありますね。先生よりteratogen(催奇形物質, 催奇形因子)の語源はAncient Greek “terato-: monster” で、今のところは差別用語と認識されていないが今後は…?というお話がありました。

7日目

午前中はSickKids The Peter Gilgan Centre for Research and Learningに案内していただきました。21階建のビルで、フロアでリサーチエリアが分かれています。
SickKids The Peter Gilgan Centre for Research and Learning

学生の声

"自分の興味・関心のあることをはっきりさせ、人との出会いからのチャンスを逃がさないように!一薬剤師として、自分がいることで目の前の患者を救えることは素晴らしいこと出し、病棟で患者に感謝されることはうれしいけど、研究を通してもっとたくさんの患者、医師などの役に立てる事に魅力を感じたとおっしゃっていた。私も薬剤師として頼られるように、頑張ろうと思った。"

8日目

朝一番はGround Roundに参加しました。テーマは“Rethinking the Future of Paediatric Healthcare”です。
“Analog, crude”から”Digital, data-driven, intelligent”へ
“Reactive, sickcare”から”Proactive, preventative care”へ

9日目

午前は二度目の病棟実務体験でした。

学生の声

"薬剤師の仕事として、まず朝にnew orderを見て新しい患者情報などを確認する。また患者ごとのnoteを見て特にmedication history を確認して間違いがないか見た上で、summaryにmedication history (PMHx)や患者情報や検査値などを書き込み、to doに今日することを載せる。medication history はてんかんの薬などハイリスク薬など注意すべきことが多いので特に重要である。"
"回診中は、薬剤師は他の医療スタッフから薬の投与速度の計算が正しいのかどうかの確認をされたり、薬剤に関して何度も確認される場面が多かった。"

10日目

最終授業日です。プレゼンテーションを行い、医師とリサーチフェローの先生にフィードバックをいただきました。これを受け、帰国後はブラッシュアップさせたプレゼンを立命でも行います。
最後はClinical Pharmacology & ToxicologyのIto先生よりCertificateの授与がありました。